こんにちは。
資産拡大ブロガーのどらごん(@MoneyTips15)です。
一人暮らしで貯金ってすごく難しいですよね。
特に東京や都心部では生活コストがべらぼうに高い上、まともな生活をしようとしたら絶対に貯金なんてできないです。
今回一人暮らしは貯金ができない問題について、22歳で上京して借金と東京の高い生活コストに押しつぶされて鬱になり、徹底的なコストカットによって貯金ができる生活を取り戻した私が解説していきたいと思います。
今一人暮らしで貯金ができていない方が、生活を見直すきっかけになると思いますので是非読んでください。
↓具体的な貯金の方法こちらの記事で書かせていただいています。
こんな方におすすめ
- 一人暮らしで貯金ができていなくて不安を感じている方
- これから一人暮らしをしようと考えている方
一人暮らしでは貯金できないと言う悲しい現実
一人暮らしで貯金って正直言ってできないですよね。
東京で一般的な平社員で手取り20万と考えたとき月間の収支は以下になるかと思います。
収入
手取り収入:20万円
支出
家賃:7万円
食費:3万円
高熱費:1.5 万円
携帯電話+ネット:1.5万円
衣類:1万円
娯楽:2万円
交通費:1万円
残り:3万円
少し友達付き合い大事にしている人なら全然現実的な資産になりますがこれだとどうあがいても月3万円しか貯金することはできません。
これで奨学金やら借金の返済やらしてたら1円も残りませんよ。
一人暮らしでもできる貯金は月2〜5万円程度
上記はそこそ普通に生活した場合の試算になりますが、小手先の節約だけではせいぜい2〜5万円貯金するのがやっとではないでしょうか?
仮に月3万貯金したとすると年間たった36万円しか貯金することはできません。
1年間懸命に働いてできる貯金が36万円って2ヶ月生活したら生活ができなくなりますし、何か特別な出費があったときには一瞬で消し飛んでしまう様な金額です。
個人的な感覚ですが年100万円前後は貯金できないと相当ヤバイ状況だと思います。
ちなみにまともな会社ならボーナスが2〜3ヶ月でるので、もう少し貯金できますね。
一人暮らしで貯金ができない理由
一人暮らしで貯金ができない理由はなんでしょうか?
一人暮らしで貯金ができない理由をまとめていきます。
生活コストが高すぎる
貯金ができないもっともおおきな理由は生活コストが高過ぎることです。
例えば先ほどの東京手取り20万円の人の例だと、月収の3分の1以上が家賃となっています。高熱費や電話代などの固定費を合わせると約半分が毎月確実に消費される計算になっています。
つまり残った10万円で生活しなければならないということです。しかもこれかなり安めに見積もってです。
絶対にかかるコストがあまりに高すぎて一人暮らしをしながら貯金を貯めるって不可能です。
節約の余地がない
生活コストが高すぎる為、贅沢してないにもかかわらず貯金ができないと言うのが一人暮らしの実情だと思います。
そもそも数万円しかつかえる余地がないのですから、普通に遊んだりしていたら当然貯金なんてできませn。
かといって頑張って節約したところで浮くお金は2万円程度。
ストレスに対して消費が解消法になっている。
生活に余裕がないと必ずストレスがかかるのでどこかでガス抜きをしないといけません。
そのガス抜きの方法が、お金を消費すると言うこととなるともはや悪循環になります。
お金がないストレスをお金を使うことで解消する。
そうするとお金は残りません。
一人暮らしで貯金がないことの問題点
一人暮らし貯金ができないと様々な面で生活に支障をきたすことがあります。
一人暮らしで貯金がない問題点を取り上げていきます。
人生が八方塞がりになる
貯金がないと人生八方塞がりになります。
貯金ができないような生活をしているといざ会社を辞めようと思った時に生活に困るため一歩踏み出せなくなってしまいます。
また、自分の能力を上げるためや、収入を増やすための投資ができなくなってしまいます。
そうするとずるずるとつまらない貯金のできないような仕事を永遠とやり続けることになります。
金持ち父さんの言葉を借りると完全に「ラットレース」の状態ですね。
自分に余裕がなくなる
貯金がなくなると自分に余裕がなくなり、友人との関係が悪くなったり、正しい判断をできなくなってしまいます。
貯金がないとなぜか他人に優しく接することができなくなる物です。
また、余裕がないため大事なところ(恋愛だったりキャリアだったりとにかく何でも)で間違った判断を行ってしまいます。
これはお金に本当に困った人しかわからないことだと思いますが、あらゆる歯車がかみ合わなくなるのです。
社会的弱者になる
日本は資本主義ですのでお金は力です。
トマピケティと言う経済学者をご存じでしょうか?
トマピケティはお金を持っている人は永遠に金持ちであり続けるということをデータに基づいて解説した経済学者で、資本主義経済のもとでは労働よりも投資による収入の増大の方が遙かに早い(R>G)と説いています。
つまりどういうことかと言うと貯金ができない人間はいくら汗水流しても金を持っている人には一生勝てないと言うことなのです。
一人暮らしで貯金をするために必要なマインド
一人暮らしで貯金する為にはどのようなマインドが必要なのでしょうか?
一人暮らしでもしっかりと貯金ができている人のマインドをもとに貯金ができないひとが考えるべきことを書いて行きます。
自分の状況に疑問を持つべき
今貯金ができない自分のことをどのように考えていますか?
浪費をしておらず、普通の生活をしていても貯金ができないと言うのははっきり言って異常です。
職場が悪いのか、支出が多すぎるのかわかりませんが、確実に言えることは今の状況に疑問を持ちどうすれば改善できるのか考えるべきです。
他人の価値観に合わせていないか?
他人の価値観に合わせて生活していませんか?
私が貯金できなかった頃、上司に新聞を読んだ方が良いよと言われたら新聞を取ったり、テレビを見た方が良いと言われたらテレビを買ったり、友人に誘われるがままに生きたくもない飲み会に無駄な支出を繰り返していました。
一度自分の支出を書き出してみて、自分に取って本当に必要なし出なのか、周りに流されて支出していないかをしっかり確認した方が良いと思います。
なんとなく払っている固定費=無駄
固定費にお金を掛けすぎていませんか?
固定費はあなたの生活から豊かさを奪う悪魔です。
毎月決まって支払っているお金が月収の半分以上ならあなたの身の丈に合っていないと言うことです。
個人的にはこの固定費を手取りの2〜3割に納めたほうが良いと思います。
ただ、固定費はそれぞれの価値観が非常に現れる部分です。
価値観を変えるのは難しいかもしれませんが、貯金ができない自分を変えたいのであればが必ず自分の価値観を変えなければなりません。
私はルームシェアをすることで生活コストを大きく下げましたが、環境を変えることが固定費を下げ貯金をする為には重要になると思います。
まとめ
今回の記事貯金ができない人には思うところがあったのではないでしょうか?
一人暮らしの場合いわゆる普通の生活(自分我慢属するようにお金を使う)をしようとすると貯金は不可能です。
貯金は余裕につながり、生活の質の向上にも貢献します。
私自身貯金ができなかった時は毎日ピリピリしていましたが、今はかなり余裕が持てるようになりました。
一人暮らしで貯金をする為には生活をガラリと変える覚悟が必要です。
簡単ではありませんが、貯金ができないことに不安を思っているなら生活を変える努力をしてみてください。